豊後八藩の中で最も小さい藩として知られた森藩の八代藩主久留島通嘉が造り上げた日本庭園は現在、国の名勝、旧久留島氏庭園となっています。その庭園の隣にあるのが久留島武彦記念館です。久留島武彦はその久留島氏のひ孫にあたり、明治・大正・昭和の三代にわたって、信じ合うこと、助け合うこと、違いを認め合うことなど、人が人として共に生きていく上で、必要な教えを楽しいお話にのせて子どもたちに語り聞かせ、「日本のアンデルセン」と呼ばれたました。館内は映像、音声、人形など様々な工夫を凝らし、子どもから大人までゆっくり楽しめる遊び心満載のミュージアムとなっています。