佐伯市歴史資料館は「城と城下町のフィールドミュージアム」をコンセプトに、周辺の城山や「歴史と文学のみち」を含む「歴史体験ゾーン」の中心施設として、訪れる人が楽しみ、学べるミュージアムです。館内では、現在の佐伯市の礎を築いた江戸時代を中心に、平安時代末期から明治時代初頭にかけての歴史を中心に展示・解説を行っています。江戸時代、佐伯藩主であった毛利家からの寄託資料のほか、市がこれまで収蔵してきた藩政史料や貴重な中国書のコレクション『佐伯文庫』などの資料を常設展示しています。また、屋外には、明治期に建てられた毛利邸の一部である「毛利家御居間」、江戸時代に設置された「三府御門(薬医門)」、旧日本海軍の将校クラブ「水交社」の防空壕などを展示しています。