三浦梅園資料館では豊後聖人とも呼ばれる江戸時代の学者、三浦梅園(1723~1789)の遺稿を数多く展示し、その生涯や学説を紹介する短編映画(約10分)を上映しています。梅園は、なぜと疑問に思ったことをとことん考えぬき、「玄語」「贅語」「敢語」の梅園三語を漢文であらわして条理学と呼ばれる学問体系を打ち立てた先哲です。
もともと梅園自身が設計し建てた旧宅(国史跡)に保管されてきた自筆稿本類30種212冊及び器物4点(肖像画・天球儀・顕微鏡・落款印)は国から重要文化財の指定を受けており、資料館ではこれらを三浦家からお借りし保管・展示しております。