杵築市は国東半島の南の玄関口に位置し、江戸時代には譜代能見松平3万2千石の城下町として栄えました。歴史的景観を色濃く残し、「坂道の城下町]として全国的に知られ、武家屋敷群は重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
保存地区内にあるきつき城下町資料館は、先人たちの残した貴重な文化財を調査・研究・収集・保管し、広くみなさんに公開することを目的として平成5年(1993)5月に開館しました。1階には城下町全体の杵築城下町模型、2階には武士や町人にまつわる資料、3階には七島藺や杵築歌舞伎の資料を展示しています。